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ロダン館 ミュージアム・コンサート
Trois Musique(トロワ ムジク)−3つの音楽

ミュージアムコンサート2

吉澤実 音楽と絵画と文学と…

2005年6月26日(日)

※終了しました      

6月には、絵画と文学との豊穣な関係を 近世から近代までの日本画によってご紹介する 「物語のある絵画―日本画と古典文学の出会い」展の 開催を記念したコンサートをおとどけします。 静岡に生まれ、国内外で幅広くご活躍されている リコーダー奏者 吉澤実さんの 透き通るようなリコーダーの響きと、 古楽器の癒しの音色による、文学や絵画にちなんだ 個性豊かな楽曲の数々をお楽しみください。

ナイチンゲール「笛の楽園1646年」(van Eyck作曲)より
  (フェルメールの絵に描かれたリコーダーの曲)
  膀胱結石手術の図(マラン・マレイ作曲18世紀初頭)
  (ベルサイユ宮殿の作曲家・ヴィオラ・ダ・ガンバ演奏家)
  パヴァーヌとガリアルド(1600年代)
  (天正遣欧少年使節の演奏で秀吉が聴いた音楽) ほか

6月26日(日)午後2時〜 90分程度(予定) ロダン館
演奏者:吉澤実氏(リコーダー&ふえ)、永田平八氏(リュート)、
      神戸愉樹美氏(ヴィオラ・ダ・ガンバ)


吉澤 実 Minoru Yoshizawa

(リコーダー&ふえ)
静岡に生まれる。武蔵野音楽大学卒業後、ザルツブルク・オルフ研究所を修了し、モーツァルテウム音楽大学リコーダー科をディプロムを得て卒業。古楽演奏法、音楽学をN.アーノンクール、リコーダーをF. ケールドルファー、フルートをH.ツァンガレー、レネ・ル・ロワ各氏に師事。ドイツ、オーストリア両政府よりスカラシップを得る。オーストリア現代音楽アンサンブル、カロリーノ・アウグステウム古楽アンサンブル、モーツァルテウム管弦楽団フルート奏者を経、帰国後11年間NHK教育TV「ふえはうたう」の講師を勤める。他、「趣味悠々」の講師、「スクール五輪の書」等多くの番組やコンサートに出演。また、海外NGOでも活動している。ウィーン音楽大学、モーツァルテウム音楽大学客員。横浜国立大学、静岡大学講師。文部科学省、法務省主催講座講師。ザルツブルク国際音楽アカデミー講師。静岡県芸術文化奨励賞受賞。CD、VTR、著書「NHKふえはうたう」、「リコーダー・アンサンブルの基礎と技法」他多数。

神戸愉樹美 Yukimi Kambe

(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
バーゼル市立音楽院古楽科卒。ハーグ王立音楽院留学。帰国後は、リサイタル、録音、NHK・NTV・TBSの番組などに出演して古楽奏者として活躍。 元日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会会長、神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団主宰。二度のアメリカツアーは大成功を収める。古楽器ガンバの魅力を生かした現代曲にも情熱を注いでいる。イベント、市町村や大学の公開講座、レクチャーコンサートも多い。CD、訳書、著書、論文の他、楽譜出版も始めた。現在、国立音楽大学・フェリス女学院大学音楽学部講師。

永田平八 Heihachi Nagata

(リュート)
A.N.ジャズスクール特待生として修了後、フランス・ストラスブール国立音楽院リュート科を主席で卒業。作曲を加古隆、リュートを今村泰典、B.フィーハン、室内楽をW.ジェステール、各氏に師事。留学中よりフランス、ドイツ各地で演奏活動を始める。現在、中世、ルネサンス、バロック時代のリュート、ギター属のソリスト、通奏低音奏者として活躍の他、1994年より、平幹二郎氏のシェークスピア全作品上演の音楽を担当する等、演劇、ミュージカルの音楽監督、作曲家として活躍している。また、「天上の城ラピュタ(英語版)」「もののけ姫」の映画音楽をはじめ、CDやFM、やテレビ等の録音、古楽セミナーの企画、制作、スペインの音楽祭での招待演奏等、幅広い演奏活動を展開している。


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