Exhibition|展示会のご案内

黒い扇子をを持った女性の絵画

中村大三郎 《婦女》


懐かしい、新しい…大正シック展

2007年9月8(土)〜10月14日(日)

開館時間

午前10時〜午後5時30分
※展示室への入室は午後5時まで

休館日

毎週月曜日
※ただし月曜祝日の場合は開館、翌火曜休館

観覧料

一般・大学生900円(700円)
小・中・高校生400円(300円)
※()内は20名以上の団体および前売料金
※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
※70才以上の方および身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、無料。

「着物でお得な大正シック」
会期中の土曜・日曜・祝日に和装で来館された方には、
共催「静岡第一テレビ」より招待券をプレゼント!

主な作品はこちら

あるアメリカ人女性が愛したコレクションの里帰り

明治と昭和にはさまれた大正時代は、15年という短い間でしたが、大正デモクラシーの気運とともに個人の主観性やロマンチシズムを尊重する気風が芽生え、西洋モダニズムやアール・デコの影響を受けた独特の文化が花開きました。
本展は、世界的に高い評価を得ているホノルル美術館の日本美術コレクションから、人間性豊かでロマンティックな香りを漂わせた大正時代から昭和戦前期にかけての作品を、同館の学芸員が選定したものです。核となるのは、パトリシア・サーモンという一人のアメリカ人女性によって日本で収集された作品群です。モガなどの時代風俗を描いた日本画や版画、ユニークで驚くほど斬新な柄の着物や工芸品など、多彩な出品作約80点は、私たち日本人がこれまで気づかなかった新たな魅力を秘めています。
ホノルルで開催された後、アメリカ各地を巡回して好評を博し、ようやく里帰りを果たす待望の展覧会。作品から溢れでる活力や時代特有の美意識に触れることは、私たちが自らの立脚点に思いをめぐらすことにもつながります。モダンな感覚を反映した明快で洗練された作品の数々との出会いを、どうぞお楽しみください。

会期中のイベント詳細は、こちらまでお問い合わせください。 当館学芸課 TEL:054-263-5857

フロアレクチャー
<申込み不要>

「きもので読み解く大正シック」
9月23日(日)、10月10日(水) 14:00〜
ゲスト講師:日比野鈴子氏(夢や)

「学芸員による作品解説」
9月9日(日)、30日(日) 14:00〜

実技講座
(シルクスクリーン)

9月22〜24日(3日連続講座)
講師:北川純氏(美術家、Tシャツアーティスト)
※要申込(詳細はこちら

子ども鑑賞講座

10月6日(土) 14:00〜(1時間程度)
※要申込(詳細はこちら

ボランティアによるお煎茶サービス

10月8日(月・祝) 11:00〜14:00(予定)
正面玄関前にて ※申込不要

同時開催 収蔵品展

「戦前」の日本美術
―ぼんやりとした不安

9月5日(水)〜10月14日(日)