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  日本文化の原点として受け継がれる古典物語や、ふるく万葉の昔から詠み継がれ、人々の心情をいきいきと映し出してきた和歌の世界。現代の私たちにも知らず知らずのうちに染み込んでいるこれら日本文学の伝統は、美術とも密接に関わり合い、多くの魅力的な絵画作品を生み出す源となってきました。
  この展覧会は、〈絵画〉と〈文学〉の豊饒で複雑な関係を、桃山から近代までの絵画によってご紹介するものです。特に近代では、文学主題にそれぞれの方法で取り組んだ二人の画家――鏑木清方と松岡映丘――に焦点を当てました。〈絵画〉と〈文学〉の幸福な出会いが紡ぎだす多彩な世界をお楽しみください。

会期中イベント(いずれも申込不要)

7月2日(土)、9日(土)  14:00〜 講堂
特別講演会
  7月2日(土) 「王朝文学への招待」 講師:沢田正子氏 (静岡英和学院大学教授)
  7月9日(土) 「松岡映丘について」 講師:木村重圭氏 (甲南女子大学教授)
6月12日(日)、18日(土)  14:00〜 展示室 (観覧料が必要です)
学芸員によるフロア・レクチャー
7月16日(土)  14:00〜 講座室・展示室 (観覧料が必要です)
学芸員が語るこの一点
  「松岡映丘《今昔ものがたり 伊勢図》」  講師:森充代(当館学芸員)
6月26日(日)  14:00〜 ロダン館 (観覧料が必要です)
ロダン館 ミュージアム・コンサート
  「吉澤実 音楽と絵画と文学と…」
  吉澤実(リコーダー&ふえ)、 永田平八(リュート)、 神戸愉樹美(ヴィオラ・ダ・ガンバ)


開館時間:

10:00〜17:30(入館は17:00まで)
※毎週土曜日は20:00まで夜間開館(入館は閉館30分前まで)

休 館 日: 毎週月曜日(7月18日は除く)
観 覧 料:

一般・大学生:800円(600円) 小・中・高生:400円(300円)

( )内は前売、20名以上の団体料金
70歳以上の方、または身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は無料
お体の不自由な方、盲導犬をお連れの方、当館ボランティアがお手伝いいたしますので、どうぞお申し出ください。
託児サービス(無料)が、土・日曜日および祝日にご利用できます。
(10:30〜16:30)
主  催:

静岡県立美術館

協  賛:

JR東海

●テレフォンサービス(054-262-3737)にて展覧会情報等をお知らせしております。


主な出品作品

出品リスト

レストランで特別料理


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