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わ た し の 居 場 所


がんばっている若者をみるのは、とても勇気付けられることです。美術の世界でも、こつこつ制作に励んで、しぶとく生き抜いている若手作家たちがいます。そうした人達の作品、活動を一年間かけて次々にご紹介するのが、この静岡New Art「わたしの居場所」展です。しかし展示室に飾るのではなく、エントランスや廊下、中庭など、普段は見過ごしているような場所を作家が探し出して利用します。これは、美術館の中に、自分の作品と、そして「現代美術」の居場所を探してみようとする試みなのです。
展示スケジュール
●3/18〜4/20
ビデオ《帰ってきた「生きろ」》放映
(2Fビデオコーナーにて)

●9/13・14
高橋唐子 ロダンワークショップ
「ロダン体操をしよう!!」

(美術館講座室およびロダン館)
●4/19
鈴木貴博「生きろの人」講演会

(実技室にて)pm2:00〜4:00

●11/11〜12/7
安岐理加インスタレーション
(エントランスホール、2F廊下にて)
11/30
ワークショップ「影絵写真でパラパラノートをつくろう
6/3〜29
村上暁子 インスタレーション
(エントランスホール)
●1/6〜2/1
横山飛鳥
インスタレーション(中庭ほか)
1/11、1/25
作家による特別鑑賞会
●7/29〜8/24
佐原路子 インスタレーション
(2F廊下ほか)
8/9 ワークショップ開催
観覧・参加無料(一部・有料)
作家プロフィール
鈴木貴博
生きろの人。1967年生まれ。1996年から世界25ヶ国以上で行ってきた「生きろ」プロジェクト。日々書き続けられる「生きろ」の文字は、様々なバックグラウンドを持つ人々とコミュニケーションをとるためのメッセージであり、ライフワークでもある。パフォーマンスとして、あるいはアートの枠を越えたコラボレーションとして様々に展開中。個展多数。ソウル・ベルリン・ストックホルム・パリ・オランダ・ベルギーなどのグループ展に参加。ニューヨーク、チベットなどでライブパフォーマンスを行う。

村上暁子  
1972 静岡県磐田市生まれ
1999 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻コース修了
1996 「全国大学版画展」町田市国際版画美術館
買い上げ賞/東京
1997 「第65回日本版画協会展」東京都美術館/東京
1998 「プリンツ21グランプリ展」資生堂ギャラリー/東京
1999 「生の視線触覚・軌跡・領域」
武蔵野美術大学美術資料図書館1・2階展示室/東京
「創造の現場−アイディア・形式・物質的表現」
アルバータFABギャラリー/カナダ
2000 「第5回ART公募展2001 企画作家選出作品展」
新木場SOK0ギャラリー/東京
「ギャラリー人 新人選抜 村上暁子展」ギャラリー人/東京
「村上暁子展」りべらるアート/広島
2001 「第46回CWAJ現代版画展 The Associate Show」/東京
「版画的」なるせ美術座/東京
「透影時計」ギャラリー人/東京
2002 「透影時計」リベラルアートJPN/広島
「透映時計」ギャラリー人/東京

佐原路子 
1971 静岡県湖西市生まれ
1996 女子美術大学大学院美術研究科修了
個展 
1995 MORlS GALLERY('96、'00、'01)/東京
1997 GALLERY Qs('98、'99)/東京
1998 西瓜糖('99)/東京
2000 300日画廊/東京
グループ展 
1998 アンデパンダンあらゐ'97 新井旅館 修善寺/静岡
“連なる扉−時間のすみか”和敬塾(旧細川邸)目黒/東京
2000 “in other eyes−それぞれのまなざし−”
女子美術大学大学美術資料館「ガレリア ニケ」杉並校舎/東京
7Artists-style/life−相模原市民ギャラリー/神奈川

高橋唐子  
1979 静岡県浜松市生まれ
2003 女子美術大学大学院 美術研究科修了
真買ゐ物(マガイモノ)芸術製作所を設立し、世界の名画名品をマネするキットを作成、販売する活動を続けている。また、ツアーガイド、神主、喫茶店員などに扮したパフォーマンスも展開。

安岐理加  
1971 香川県小豆島生まれ
1994 名古屋芸術大学彫刻科卒業
1996 沖縄県立芸術大学研究生修了
個展、グループ展多数。日々のささやかな感情をもとに、自己と他者の関係を探るインスタレーションを作る。「まいにち」「僕には僕の狂気がある」「ふゆかいなかや」「日々のたしなみ」「大人しい狂気」「雨は降る わたしは私だけの場所へかえる」「Homesicknessホームシック」「雨の温度」など、見る人の心の琴線に響く作品たち。ドライブや釣りなどでよく来静する。

横山飛鳥
1975 静岡県浜松市生まれ
1998 多摩美術大学油画専攻卒業/福沢一郎賞
個展、グループ展多数。光と空間を問うインスタレーションを作る。水、蓄光塗料、塩など、様々な材料を用いながらも、常に光に満ちた世界を作り出す。それはまるで海底から空を見上げるような。第4回雨引の里と彫刻で発表した《天空光》は、多くの注目を集めた。昨今は、海外のグループ展でも活躍。



開館時間: 10:00〜17:30(入館は17:00まで)
夜間開館:

5月〜9月までの毎週土曜日は午後8時まで観覧できます(7/21を除く)

休 館 日:

毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し翌日休館)
7/11〜18は展示室整備のため臨時休館

70歳以上の方、または身体障害手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は企画展・収蔵品展とも無料。

お体の不自由な方、盲導犬をお連れの方、当館ボランティアがお手伝いしますので、どうぞお申し出下さい
託児サービス(無料)土・日曜日及び祝日(午前10:30〜午後4:30) 2時間以内、随時受付。



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