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この展覧会を準備するため、この酷暑の夏、何度、東へ西へと奔走したことでしょう。移動はもちろん東海道新幹線。今では常識となった旅の手段です。おそらくこれが今の「東海道」なのでしょう。車中の人となり車窓を眺めながら、複雑な気持ちで昔の「東海道」に思いを馳せたこともしばしばでした。どんな人が、どんな思いで、この400年の間に東海道を旅したのか。大名から庶民まで、その立場や感じ方は千差万別だったでしょう。歴史の重みがずしりと胸に染みます。また、この間に起こった景観の変化についても、改めて考えさせられました。東海道を旅した人のなかには、もちろん画家もいました。旅で見た各地の風景に触発されながらいろいろな作品をのこしています。かれらの見た風景はどのようなものであったか、現在、同じ場所に立ったとき、私たちは何を感じるでしょう・・・。 (当館主任学芸員 飯田 真) |
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