ただいま準備中!
日本での英国年にあたる2008年、イギリス美術に関心を持ってきた公立美術館4館が結集し、展覧会を準備しています。ターナー、コンスタブルから、ヘンリー・ムーアやホックニーまで12人(欲張り!)のイギリス人作家を取り上げ、19世紀から現代に至る英国美術を、「旅」をキーワードにしてその活動を紹介します。
いわゆる「イギリス美術史」ではなく、日本との関わりがサブテーマのこの展覧会。チャールズ・ワーグマンやバーナード・リーチなど、本国イギリスよりも日本で評価されている作家をエントリーし、日英美術交流の一端を浮かび上がらせる、という側面も持っています。
12人の作家の活動歴を合わせると200年以上、制作したジャンルは絵画、写真、彫刻、映像に及び、旅した土地は数え切れずという、もはや無国籍的状態。さて、この日英合作料理の出来具合や、いかに? 乞う、ご期待!
(当館主任学芸員 南 美幸)
J.M.W.ターナー
《風景−タンバリンをもつ女》
栃木県立美術館
観覧料 |
一般 800円(600円) 高校・大学生・70歳以上 400円(300円) 中学生以下 無料 ※()内は前売および団体料金 |
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