静岡県立美術館の所蔵品から見たい作品をリクエストしていただき、その結果をもとに開催された昨年の「ザ・ベスト展2001」。おかげさまで予想外の反響を呼び、ご好評をいただきました。このとき皆さんから寄せられたたくさんのご意見は、美術館にとっての貴重な財産になっています。この財産、一度で眠らせてしまうのはもったいない、と再び計画されたのが今回の「ザ・ベスト展2002」です。昨年の結果とともに、インターネットや館内に設置したリクエスト用紙から寄せられた最新のリクエスト結果も反映させて、新たな切り口で静岡県立美術館の作品をご紹介ていきます。皆さんの一票がつくった展覧会、期待通りの人気者はもちろん、こんな隠れた名作があったのか、という新たな発見にもきっと出会えるはず。どんな顔ぶれが並んでいるか、ぜひ一度のぞいてみてください。
<主な出品作品>
1位
伊藤若冲派《樹花鳥獣図屏風》 江戸時代後期
2位
秋野不矩《廻廊》 1984
3位
秋野不矩《ウダヤギリU》 1992
6位
ターナー《パッランツァ,マッジョーレ湖》
1846-48頃
佐伯祐三《ラ・クロッシュ》 1927
出品リスト
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