この展覧会では、現代作家8人の表現を「風景」を切り口に読み解きご紹介します。
本展でとりあげる風景表現は、断片的で、どことなく軽く、ゆるい。
ささやかで、流動的であるといった点が特徴といえます。
私たちはいま、共有できるコミュニティー、フィールド、理念、理想が成り立ちにくい時代に生きています。
個々に多様な背景と内面を持ったわたしと、そのわたしを取り巻く複雑な外界(ソトガワ)とのかかわり方を、この断片的でゆるい風景は、映し出しているようです。
絵画だけでなく、写真、映像、インスタレーション作品を交えてご紹介します。
「風景」をコレクションの柱とする美術館が選んだ、時代の感性との出会いをお楽しみください。
開催期間 | 11月3日(月・祝)〜12月21日(日) |
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開館時間 | 午前10時〜午後5時30分 ※展示室への入室は午後5時まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし11月3日(月・祝)、11月24日(月・祝)は開館、11月4日(火)、11月25日(火)は休館 |
観覧料 |
一般 800円(600円) 高校生・大学生・70歳以上 400円(300円) 中学生以下 無料 ※()内は20名以上の団体および前売料金 ※収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方は、無料。 |
オープニングイベント |
出品作家によるギャラリートーク 11月3日(月・祝) 14:00〜15:30 企画展展示室にて ※当日の企画展観覧券が必要。申込不要。 14:00に企画展入口に集合。 |
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スペシャルトーク |
照屋勇賢(出品作家)×森本千絵(アートディレクター、本展のポスターなど全ての印刷物やCM、イメージ映像制作) 11月15日(土) 14:00〜15:30 静岡県立中央図書館 (静岡県立美術館となり)レクチャールームにて ※聴講無料。申込不要。13:30開場。 |
オープンスタジオ |
出品作家のブライアン・アルフレッドがコラージュ作品の公開制作を行います。 11月7日(金) 13:00〜16:30 実技室にて ※見学自由。 |
出品作家によるアーティスト・トーク |
11月9日(日)ブライアン・アルフレッド 11月22日(土)小西真奈 11月23日(日)柳澤顕 いずれも14:00〜15:30/講座室にて ※当日の企画展観覧券が必要。申込不要。 |
鈴木理策ワークショップ |
「谷田(やだ)風景散策」(事前要申込) 鈴木理策さんと、自然豊かな県立美術館周辺の風景を撮影し、後日講評もしていただきます。 ○撮影会 11月24日(月・祝) 10:00〜16:30(雨天決行) 定員20名程度 対象は小学3年生以上 ※当日の企画展観覧券が必要。 ○講評会/アーティスト・トーク 12月7日(日) 14:30〜16:30 カフェ・ロダンにて定員30名程度 ※参加費500円(飲み物・菓子代として) 申込受付開始10月20日(月)より ※申込先 県立美術館 学芸課(川谷・中村) TEL:054-263-5857 |
佐々木加奈子ワークショップ |
「風景の中のわたし in 旧マッケンジー邸」(事前要申込) 各自用意したコスチューム(普段着や古着など)を身にまとい、昭和初期建築の洋風住宅を舞台にセルフポートレイトを制作します。 旧マッケンジー邸(静岡市駿河区高松2852番地) ○展覧会見学・レクチャー・撮影会場下見 12月13日(土) 10:00〜16:00 県立美術館、旧マッケンジー邸にて ○撮影会・講評会 12月14日(日) 10:00〜15:00 旧マッケンジー邸にて 定員20名程度 対象は小学3年生以上 ※企画展観覧券が必要。 申込受付開始10月20日(月)より ※申込先 県立美術館 学芸課(川谷・中村) TEL:054-263-5857 |
アートとお茶で感じる静岡の風景 |
当館学芸員がご案内して展覧会をゆっくり鑑賞した後、静岡のお茶を召し上がりください。掛川のお茶農家青年部のみなさんが、土地の魅力、お茶のおいしさを語りながら数種類のお茶をふるまいます。 11月29日(土)、11月30日(日)両日とも10:30〜、13:00〜、14:30〜 ※各回1時間半程度、定員10名。当日の企画展観覧券が必要。 ○展覧会のご案内役:川谷承子(静岡県立美術館学芸員 本展覧会担当) 協力:富士東(ふじとう)製茶農業協同組合青年部、 静岡県立美術館ボランティア草薙ツアーグループ 申込受付開始10月20日(月)より ※申込先 県立美術館 学芸課(川谷・中村) TEL:054-263-5857 |
ロダン館ミュージアムコンサート |
「とらわれのない日常informal usualness」 黒田亜樹、野口千代光 ピアノとヴァイオリンコンサート 日時11月16日(日) 13:30〜15:30(予定) 出演者 黒田亜樹(Pf.)、野口千代光(Vn.) ※当日の収蔵品展観覧券が必要。ただし、企画展をご覧になった方は無料。 企画協力:すみやグッディ株式会社 |
現代アートの世界(フウケイ) |
「風景ルルル」展と「風景の中のフウケイ」展*の出展作家による公開座談会 静岡市内で同時期に開催される2つの現代アート展に出展する作家が、数名ずつ参加する公開座談会。現役で活躍するアーティストの生の声を聴き、交流するきっかけをつくります。 11月8日(土)13:30〜15:00(13:00より受付開始) 当館エントランスホールにて。 ※参加費無料。 主催:静岡県立美術館、アートプロジェクトSHIZUOKA2008 実行委員会 *「風景のなかのフウケイ」 旧マッケンジー邸・中勘助文学記念館現代美術展 会場:旧マッケンジー邸、中勘助文学記念館 会期:平成20年11月3日(月・祝)〜11月16日(日) 時間:10:00〜16:30 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日) 入場料:無料 主催:アートプロジェクトSHIZUOKA2008 実行委員会 お問合せ:事務局(財団法人静岡市文化振興財団内 TEL.054-255-4746) |
スタンプラリー開催 |
同時期に開催される3つの展覧会を鑑賞するともらえるスタンプを集め、3つ集めた方には記念品を進呈します。 実施会場および会期 (1)静岡県立美術館「風景ルルル」展 会期:11月3日(月・祝)〜12月21日(日) TEL.054-263-5857 (2)旧マッケンジー邸、中勘助文学記念館 「風景の中のフウケイ」展 会期:11月3日(月・祝)〜11月16日(日) TEL.054-255-4746 (3)静岡アートギャラリー「木のぬくもり」展 会期:10月18日(土)〜12月23日(火・祝) TEL.054-289-5400 ※スタンプラリー台紙は各会場でお配りしています。 ※配布期間:10月18日(土)〜11月16日(日) ※展覧会ごとに会期が異なりますのでご注意ください。 ※展覧会のお問い合わせは各事務局へ。 |
第9回ストリートフェスティバル・イン・シズオカに「風景ルルル」展PRブースを出展します。 |
展覧会チケット、展覧会図録が当たる抽選会を行います。 ぜひお立ち寄りください。 www.streetfestival-shizuoka.com/ 日時:11月22日(土)、23日(日)11:00〜18:30 場所:静岡市葵区青葉シンボルロード |
静岡県舞台芸術センター 「Shizuoka 秋の芸術祭2008」 観劇チケットとのセット券 |
静岡県舞台芸術センター「Shizuoka 秋の芸術祭2008」 観劇チケットとのセット券 「風景ルルル」鑑賞券(800円)+「SPAC秋のシーズン」の観劇チケット(4,000円)=4,200円 ※一般料金での比較で600円もお得です。 セット券取扱 静岡芸術劇場(SPAC)チケットセンター Tel.054-202-3399 |
○前売・当日券取扱 ローソン(全国Lコード:40231)、サークルK・サンクス(静岡・愛知・岐阜・三重県内、長野県はサークルKのみ)、グランシップ、静岡県立美術館
○前売券のみ取扱 大和文庫、戸田書店(清水本店)、戸田書店リブレ(中之郷店)、江崎書店(呉服町本店、パルシェ店)、谷島屋(呉服町本店)、吉見書店(竜南店)、マツザカヤ友の会、JR草薙駅前一部店舗(風待ち草、澤野青果店、くすりのつつじ堂、金生堂)、静岡県立大学売店、静岡大学生協、遠鉄百貨店5階プレイガイド、静岡県庁本館1階売店、静岡県観光協会観光案内所(静岡、東京、名古屋、大阪)、静岡県内の中日新聞販売店
収蔵品展 |
「Resonance(リゾナンス) −共振する感覚」 10月28日(火)〜12月26日(金) |
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主催/静岡県立美術館 共催/中日新聞東海本社、テレビ静岡 後援/中日ショッパー 助成/財団法人 地域創造