展覧会屋外彫刻 プロムナード

掛井五郎「蝶」

座り込み頭に手を当てる裸の女性の像の写真

作者は静岡市生まれ。本作は作者が母親の死に際会して構想されたもので、題名は、母の名にちなんでつけられた。手足は細いが、どっしりとした量塊を与えられた体からは、地に足をつけた存在感が放たれる一方で、髪には一面に花が飾られ、作者の母への荘厳が見て取れる。