展覧会屋外彫刻 プロムナード

佐藤忠良「みどり

裸の女性の像の写真

彫刻プロムナードのゆるい坂を上りきった左側、茶畑の緑に囲まれるように立っている。深刻ぶらず、どこか風が吹き抜けていうような軽やかさたたえてなお、凡に堕さない凛とした気品をたたえている。具象彫刻でありながら、説明的要素をできるだけ拒んで、象徴性を持たせるという、作者の姿勢が息づいている。