シリーズ『ロダン没後100年に寄せて』 「動き」を求めて:マイブリッジ、ロダン、オノデラユキ
- 終了
- 2017年09月05日(火)〜2017年10月09日(月)
概要
動画誕生以前、動物や人の連続する動きを複数のカメラで同時に写真に収めたエドワード ・ マイブリッジ。彫刻で動きの表現を追及し続けたロダン。 そして、マイブリッジヘのオマージュ作品をやはり写真で表現した、現代の写真家オノデラユキ。 マイブリッジとロダン、マイブリッジとオノデラユキの関係を軸に、静止芸術における動きを追求した3人の作品を紹介します。
主な展示物
展覧会基本情報
開催期間 | 2017年9月5日(火)〜10月9日(月・祝) |
---|---|
開館時間 | 10:00~17:30 ※展示室への入室は17:00まで |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし、月曜日が祝日の場合は、翌日・火曜日休館 |
観覧料 |
|
託児サービス | 無料 日曜日・祝日のみ利用可 時間:午前10時30分~午後3時30分 対象年齢:6ヶ月以上~小学校就学前 ※ベビーカーを無料でご利用できます。インフォメーションカウンターにお声をおかけください。 ※ご利用が集中した場合はお受けできないことがあります。 |
2017年は、彫刻家オーギュスト・ロダン(1840〜1917年)の没後100年にあたります。
これを記念し、日本でも有数のロダン・コレクションを誇る当館は、「ロダン没後100年に寄せて」という総称のもと、彫刻家ロダンと写真との関係に着目した3つの小企画展を連続で開催します。
写真術が誕生したのは19世紀。
多数の芸術家がこのメディアを積極的に活用しました。
ロダンも例外ではなく、自作の彫刻を写真家に撮影させ、1890年代以降、それらの写真を作品として展覧会に出品しました。
本企画は、当館所蔵品を中心に、ロダンと写真との関係性を直接に物語る作品のみならず、ロダンとほぼ同時代の彫刻家ブランクーシの自撮による彫刻写真や、さらにはロダンの彫刻を現代の写真家が撮影したものなど、複数の作品/テーマを組み合わせることによって、ロダンの芸術観や写真観を多方面から再考する試みです。
ロダンの新たな一面をご紹介する本企画。
ご鑑賞の後は、ロダン館へも足をお運びいただき、新たな視点でロダン芸術を丸ごと味わってください。
イベント情報
展示解説 学芸員によるフロアレクチャー
当館学芸員が展示室にて収蔵品展「「動き」を求めて:マイブリッジ、ロダン、オノデラユキ」の解説を行います。
- 日時:
- 2017年09月17日(日)
イベント 「オノデラユキ ー“写真”を超えて “物語"を紡ぐ」
パリを拠点に活躍する、現代日本を代表する写真家オノデラユキ氏。スライド・プロジェクションを交えながら、本展出品作や、創作の秘密など、作家本人による魅力あふれるトークをお届けします。
- 日時:
- 2017年09月23日(土)
- 場所:
- 静岡県立美術館 講座室
ダウンロード
このページについてのお問い合わせ
静岡県立美術館
総務課 TEL. 054-263-5755
学芸課 TEL. 054-263-5857