プロムナード・周辺マップ

プロムナード・周辺マップ

地図:プロムナード・周辺マップフロアマップ

<彫刻プロムナードを散策する場合>
P2にバスを停め①~⑫の屋外彫刻を観ながら正面玄関まで石畳の遊歩道(登り坂)で10分程度です。

彫刻プロムナード

緑のあふれる自然環境は当館の特徴の一つです。美術館へのアプローチ歩道であるプロムナードには国内外の彫刻家による作品12点が設置され、自然と一体になって来館者をむかえます。また、プロムナードは毎晩8時までライトアップされています。

画像:プロムナード

屋外彫刻

緑のあふれる自然環境は当館の特徴の一つです。美術館へのアプローチ歩道であるプロムナードには国内外の彫刻家による作品12点が設置され、自然と一体になって来館者をむかえます。また、プロムナードは毎晩8時までライトアップされています。

画像:杉村孝「しゃぐじんシリーズによる」

1杉村孝「しゃぐじんシリーズによる」

作者は静岡県藤枝市の出身。本作は、泥かぶり石を割って、再び組み合わせた作品。表面は茶色くくすむが断面は黒いという泥かぶり石の特性を、石との対話によって引き出し、活かした作品である。

画像:J.ロザティ「アークII」

2J.ロザティ「アークII」

10代の半ばからプロのヴァイオリン奏者として音楽家を夢みたロザティは、20代はじめに彫刻家に志望を転じ、金属を素材にした彫刻にもちまえの音楽性を発揮していった。晩年の“アーク・シリーズ”では、流麗な曲線を優美に交差させ、くりぬかれた円形に自然環境を響き合わせる作風を展開させた。

画像:舟越保武「杏」

3舟越保武「杏」

誇らかに胸を張った少女が、両脚をそろえて直立する。この作品は、1979年の《シオン》に連なる作で、両手に杏の実を握る裸婦習作《杏》(1982年)に薄い衣をまとわせ拡大したもの。若い女性の新鮮な生に寄せるオマージュである。

画像:山口牧生「四角柱と丸い石」

4山口牧生「四角柱と丸い石」

作者によれば、四角柱には、重力に抵抗して直立しようとする人間の意志が、丸石には、「無限に生命を生み出す大自然の力」が象徴されているとのこと。作者が制作する大阪府能勢の黒石に、ノミで条痕を刻んで、ロウを混ぜたベンガラが刷り込まれている。

画像:清水九兵衛「地簪」

5清水九兵衛「地簪」

アルミニウムに赤い塗料を吹き付けた横長の板が、中央に凸状に膨らみ、左右は湾曲して地面にどっしりと刺さっている。盛り土をしてその斜面に設置したのは、フォルムと大地との関係を強調し、周囲の緑帯にも馴染ませたいという作者の意図による。

画像:掛井五郎「蝶」

6掛井五郎「蝶」

作者は静岡市生まれ。本作は作者が母親の死に際会して構想されたもので、題名は、母の名にちなんでつけられた。手足は細いが、どっしりとした量塊を与えられた体からは、地に足をつけた存在感が放たれる一方で、髪には一面に花が飾られ、作者の母への荘厳が見て取れる。

画像:大西清澄「涛の塔」

7大西清澄「涛の塔」

彫刻プロムナード建設時に、環境にあわせて新たに制作された作品。湾曲するステンレスの鏡面体を簡明に構成し、これに周囲の景観を多様に映し出している。勇気・情熱・ロマンといった男性的意志の象徴としての「崖」を主題とした本作には、生に対する作者の強靭な意志がこめられている。

画像:鈴木久雄「風化儀式5-相関体」

8鈴木久雄「風化儀式5-相関体」

円錐状に積まれた御影石の石塊を横に貫いてコールテン銅板が走り、粗石ともどもワイヤーロープが堅く締め上げている。石と鉄という異なる素材の形態と材質とのせめぎあいが緊迫感あふれる造形を生み出している。その一方で、自然の気象変化にさらされながら時間の経過とともに変化していく様も、作者によって計算されている。

画像:佐藤忠良「みどり」

9佐藤忠良「みどり」

彫刻プロムナードのゆるい坂を上りきった左側、茶畑の緑に囲まれるように立っている。深刻ぶらず、どこか風が吹き抜けていうような軽やかさたたえてなお、凡に堕さない凛とした気品をたたえている。具象彫刻でありながら、説明的要素をできるだけ拒んで、象徴性を持たせるという、作者の姿勢が息づいている。

画像:柳原義達「道標・鳩」

10柳原義達「道標・鳩」

「道標」とは、いわゆる「みちしるべ」のこと。とぼけたような、たくましいような、孤独かと思えば人里にすむ鳥が飛んできて、道祖神やお地蔵さんの頭にとまっては、次の目標に向かって飛んでいく、そんなわたしたちを喜ばせるありふれた風景が、この作品のテーマであると作者は語っている。

画像:T.スミス「アマリリス」

11T.スミス「アマリリス」

三種類の長さの線による三角形と台形で構成された、2つの同一の黒い立体の組み合わせからなる。単純な形態だが、周囲を巡るにつれて形態がさまざまに変化し、堅固な構築性は失うことなく多様な相貌を見せる。光が映りこむ度合いが、黒塗りされた軟鋼の面ごとに異なるのも、こうした効果を高めている。

画像:G.リッキー「四つの旋回する斜線-菱形II」

12G.リッキー「四つの旋回する斜線-菱形II」

接合部に仕込まれたボールベアリングとシーソーの原理、そして風力によって、四本の棒が大空をバックに多様な旋回を続ける。そのさまは、大空のコンパスが自由なデッサンを描き続けるようであり、テクノロジーの機械的原理と自然に寄せる詩情との総合に努める、作者の典型的な作例になっている。

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