静岡県立美術館は、毎年、県内各地にてコレクションをご紹介する展覧会を開催してきました。
今年は、特別版として、アーティスト2名に出品を依頼し、展覧会を開催いたします。
奥中章人は、関係性や五感での体験を重視し、参加型の作品を発表しています。
本展では、会場に大きなバルーン状の物体が登場します。その中に入って、空気と水と光が織りなす空間を楽しむことができます。
堀園実は、彫刻を主体に、映像など複数の手段で制作を手がける美術家です。普段、見過ごしてしまうような事物を取り上げ、作品として提示することで、私たちに気づきを与えてくれます。
今回、展覧会場からモチーフを見つけ出し、それを元に新作を発表します。
本展では、作風の異なる2作家によるアート作品が響き合うことになるでしょう。
ぜひご覧ください。