現在展示中の竹村京《修復されたＣ.Ｍ.の1916年の睡蓮》にちなんだトークイベントを開催いたします。
この作品は、1916年にクロード・モネによって制作され、2016年に破損した状態で発見された《睡蓮、柳の反映》を、刺繍によって想像的に〈修復〉することを試みた作品です。2024年、モネの同作を所蔵する国立西洋美術館の展覧会で発表され、同年、寄贈により静岡県立美術館のコレクションに加わりました。
今回のイベントでは、竹村作品を入口に、日本文学研究者・中村ともえ氏と、国立西洋美術館主任研究員・新藤淳氏が、美術と文学の時間をテーマに対談を行います。

静岡県立美術館・静岡大学共催 「新収蔵品展」関連トークイベント
作品に含まれる複数の時間
―竹村京《修復されたC.M.の1916年の睡蓮》を前に

登壇：中村ともえ氏（静岡大学准教授）、新藤淳氏（国立西洋美術館主任研究員）
司会：川谷承子（当館上席学芸員）

日時：2025年5月31日（土）　14:00～15:30
会場：静岡県立美術館　講堂
参加費無料・申込不要

週末は駐車場の混雑が予想されますので、できるだけ公共交通機関をご利用の上、ご来場いただきますようお願い申し上げます。


お問い合わせ先：nakamura.tomoe@shizuoka.ac.jp

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