アートのなぞなぞー高橋コレクション展

アートのなぞなぞー高橋コレクション展 共振するか反発するか?

終了
2017年12月23日(土)〜2018年02月28日(水)

概要

精神科医で、コレクターの高橋龍太郎氏が、これまでに収集した作品の点数は、約2500点に上ります。この展覧会では、高橋龍太郎氏の目を通して選ばれてきた、1990年代以降の日本の現代アートのエッセンスを、3つのキーワードの謎にそってご紹介します。複数のアーティストたちによって制作された作品を一堂に展示することにより、1990年代後半から現在までの、約四半世紀の間に、日本で生まれた表現の特徴が、おぼろげに浮き上がってくることでしょう。それとともに、この展覧会では、「日本の古美術と1990年代以降の日本の現代アートとは分かちがたく結びついている」との、高橋氏の考えに触発され、学芸員の目で選んだ静岡県立美術館コレクションを、同じ空間に並べて展示します。時代を超えて響き合う作品から、一見似たモチーフを表しながらも、時代と感性の違いによって、その意味が大きく異なる作品まで、解釈に広がりをもたせつつ、その関係性を探ります。二つのコレクションの組み合わせの妙をご堪能ください。

主な展示物

画像:会田誠《大山椒魚》
会田誠《大山椒魚》撮影:木奥恵三 ©AIDA Makoto Courtesy of Mizuma Art Gallery
画像:西尾康之《FUJI》
西尾康之《FUJI》Courtesy of YAMAMOTO GENDAI 高橋コレクション蔵
画像:青山悟《夕暮れの新宿》
青山悟《夕暮れの新宿》photo by Kei Miyajima ©AOYAMA Satoru Courtesy of Mizuma Art Gallery 高橋コレクション蔵
画像:横山大観《日出処日本》
横山大観《日出処日本》個人蔵

展覧会基本情報

     
開催期間 2017年12月23日(土・祝)〜2018年2月28日(水)
開館時間 10:00~17:30(展示室の入室は17:00まで)
休館日 毎週月曜日
※ 年末年始(2017年12月29日(金)~2018年1月1日(月))は休館/2018年1月8日(月・祝)、2月12日(月・祝)は開館、翌火曜休館
観覧料
  • 前売券一般:800円/70歳以上:400円/大学生以下:無料
  • 当日券一般:1,000円/70歳以上:500円/大学生以下:無料
  • 団体券一般:800円/70歳以上:400円/大学生以下:無料
  • *収蔵品展、ロダン館も併せてご覧いただけます。
  • *身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は無料。
  • *前売券の販売は2017年12月22日(金)まで
チケット販売場所 [前売・当日券]チケットぴあ、サークルK・サンクス、セブンイレブン(Pコード:768-694)、ローソンチケット、ミニストップ(Lコード:42179)、セブンチケット、静岡県立美術館
[前売券のみ]大和文庫、戸田書店(静岡本店・江尻台店)、谷島屋(パルシェ店・マークイズ静岡店)、吉見書店(竜南店)、大丸松坂屋友の会、静岡県庁本館1階売店、静岡市美術館ミュージアムショップ、グランシップ、JR草薙駅前一部店舗
託児サービス 無料 日曜日・祝日のみ利用可
時間:午前10時30分~午後3時30分
対象年齢:6ヶ月以上~小学校就学前
※お預かりできる時間は2時間以内です。ご希望が多い場合は、お断りすることもあります。
主催 静岡県立美術館、静岡朝日テレビ
特別協力 高橋龍太郎、高橋コレクション、医療法人こころの会
企画協力 内田真由美、児島やよい/エヌ・アンド・エー株式会社

イベント情報

講演会 開催記念対談「高橋龍太郎氏×西尾康之氏」 矢印

高橋龍太郎氏と出展作家の西尾康之氏との対談です。

日時:
2017年12月23日(土)
場所:
静岡県立美術館 講堂

ワークショップ X’マスだよ!パープルーム予備校の体験入学会 矢印

絵画、お絵描き、スケッチ、ドローイング、落書き、、、「絵を描く」と言ってもいろいろな水準で区切られているのが現状です。 果たして、わたしたちが生み出す「絵」とはいったいなにを指すのでしょうか。そして「絵」とは画材で描かれたものだけなのでしょうか? 実際にいろいろな絵を描きながらその辺のことについて考えてみませんか? さあ、あなたもパープルーム予備校生になって一緒に絵を描きましょう!

日時:
2017年12月23日(土)〜2017年12月24日(日)
場所:
静岡県立美術館 実技室

展示解説 学芸員によるフロアレクチャー 矢印

当館学芸員が展示室にて企画展「アートのなぞなぞ-高橋コレクション展」の解説を行います。

日時:
2018年01月07日(日)

美術講座 「アートのなぞなぞー高橋コレクション展」を楽しむために知っておきたい10のこと 矢印

当館学芸員による美術講座を行います。

日時:
2018年01月08日(月)
場所:
静岡県立美術館 講座室

イベント アーティスト・トーク:鴻池朋子氏 矢印

出展作家の鴻池朋子氏によるアーティスト・トークを開催します。

日時:
2018年02月04日(日)
場所:
静岡県立美術館 展示室

展示解説 学芸員によるフロアレクチャー 矢印

当館学芸員が展示室にて企画展「アートのなぞなぞ-高橋コレクション展」の解説を行います。

日時:
2018年02月12日(月)

イベント 「アートのなぞなぞ 高橋コレクション展」開催記念クラシックミニコンサート 矢印

現代アートと音楽のコラボレーション 楽しいひと時をお楽しみください!

日時:
2018年02月12日(月)
場所:
静岡県立美術館 講堂

ワークショップ わくわくアトリエ「陰刻で妖怪を作ろう!陰刻技術開発研究」 矢印

「陰刻」は粘土で直接鋳型を作り、像を逆側から造る技術です。非常に短時間で石膏像が造れます。指で鋳型を作りますので、成長記念の手形のような作品となります。技能は問わず誰でも作れ、粘土の中から、まるで小さな妖怪のような思いもよらぬ形が出てきます。作品は当日持ち帰りできます。また、西尾康之が講師を務める美術大学では、同内容で授業を行っています。先端美術研究の基礎を学ぶ機会ともなるでしょう。

日時:
2018年02月18日(日)
場所:
静岡県立美術館 実技室

講演会 鼎談「闘論!高橋コレクションをめぐって、がらがらぽん!」 矢印

精神科医で日本屈指の現代美術コレクターとして知られる高橋龍太郎氏を静岡県立美術館にお招きし、当館館長の木下直之、展覧会担当学芸員を交え、トークイベントを開催いたします。 タイトルは、ずばり「闘論!高橋コレクションをめぐって、がらがらぽん」。コレクションをめぐる熱いトークが交わされます。すでに現代アートに関心のある方も、これから知りたいという方も、ふるってご参集ください。

日時:
2018年02月25日(日)
場所:
静岡県立美術館 1階 エントランスホール

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このページについてのお問い合わせ

静岡県立美術館
総務課 TEL. 054-263-5755
学芸課 TEL. 054-263-5857

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