ワークショップ 日本画・金箔貼り「扇面に描く」

「幕末狩野派展」に出展されている、橋本雅邦《暮山図・鶺鴒図扇面》は、明治38年にルーズベルト大統領夫妻に贈られた扇で、外交において重要な役割を果たす贈答品だった可能性が高い作品です。 本講座では、扇の担ってきた役割に着目し、「贈る扇」の図案を制作します。貴方の大切な方への想いを、扇面に託して描いてみましょう。実技では、墨や水干などの日本画材のほか、純金箔も用いて装飾を施します。小さな画面に描きますので、日本画を始めてみたい方にも最適な講座です。

開催日 2018年09月22日(土) ~ 2018年09月23日(日)
時間 10:00~16:30
場所 静岡県立美術館 実技室
対象 中学生、高校生、一般
定員 12名
費用 1,000円~2,500円
※ご希望に応じて扇子のお仕立てを承る予定です。仕立て代込みの場合、2,500円程度頂戴します。
観覧料 一般:800円 70歳以上:400円 大学生以下無料
※企画展を鑑賞します。別途観覧料が必要になります。
持ち物 ・昼食 ・筆(使い慣れた筆をお持ちの方のみ)
※参考資料は美術館でも用意します。特別に描きたいモチーフがあれば、画像や下図をご持参ください。
申込み方法 申込み用紙に必要事項を記入し、次のいずれかの方法でお申込みください。
※各回定員に達し次第、募集を締切りとします。
●実技室ポストに投函する
●FAXする ●郵送する
●Webで申込む
申込み締切 定員に達したため、受付を終了しました
※ キャンセルの場合は必ず事前にご連絡ください。

※2日間連続した講座です。

※途中お昼休憩が入ります。

講師

鈴木強(すずきつよし)

静岡県出身。多摩美術大学大学院美術研究科修了(堀文子教室)。
1979春季創画展、1980創画展入選。
1983~個展「笑う動物」「傾き者日記」シリーズ毎年開催。
2008『月刊アートトップ』(琳派特集)・『美術の窓』(マチエール技法講座)・『墨』に執筆。
作品収蔵:北里大学医学部・横浜美術館(賛美小舎/上田コレクション)・愛媛県立美術館・企業等多数。

このページについてのお問い合わせ

静岡県立美術館 学芸課
TEL. 054-263-5857

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